プレスリリース

2023/04/18
EtherCAT: 約6,000万ノードの飛躍的な成長

20年前にEtherCATが公開されて以来、初めてEtherCAT Technology Group (ETG)がノード数を発表しました。モジュール型I/Oデバイスを除いたEtherCATのノード数は5,910万台で、特に近年の成長には目覚ましいものがあります。2014年以降の成長は指数関数的であり、2022年だけで1840万ノードが追加されました。

この数値は、各年のEtherCATチップの販売数ですが、モジュール型バスターミナル用チップは含まれません。 したがって、モジュール型I/Oステーションは、たとえ多数のEtherCATバスターミナルで構成されていても、1つのノードとしてカウントしています。

「チップの数は正確な数字ですが、一定のタイムラグがあります。すべてのチップが同じ年にデバイスに導入されたわけではありません。」とEtherCAT Technology Groupのエグゼクティブ ディレクターであるMartin Rostanはカウント方法について説明しています。

Martin Rostanはベッコフオートメーション社としてEtherCATのライセンス管理も担当しています。 EtherCATはCANと同様に、チップメーカーがハードウェアのライセンスを取得する際、その費用はEtherCATチップの購入費用に含まれています。ベッコフオートメーションは、チップのライセンス収入でEtherCAT Technology Groupに資金を提供しており、世界最大のフィールドバス協会のメンバーシップは無料です。

「FPGA IPコアベースの実装の正確なユニット数が分からないため、これまでノード数の公表を控えてきました。しかし、現在12社のEtherCATチップベンダーから報告されているユニット数は非常に大きく、FPGAの数を推定する際に起こりうる曖昧さはもはや影響ありません。また、マルチプロトコルチップもプロトコルの市場占有率に比例して含まれています。したがって、この数字は非常に信頼できる情報源に基づくものである一方、非常に保守的に算出されました。」

EtherCATデバイス数も2019年のオートメーション市場の横ばい傾向の影響は受けたものの、以降は指数関数的な成長を続けています。「3年前から上昇傾向は落ち着きましたが、指数関数的な成長は続いています。」今後の成長についてRostanは述べています。「EtherCAT市場は、特に中国において急速に発展しています。北米でも継続的な成長を続け、EtherCATの原点であるヨーロッパでは、長きにわたり順調に推移しています」

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記述

In 2022, 18.4 million EtherCAT chips were sold. This brings the total number of EtherCAT nodes - not counting Bus Terminals - to 59.1 million. The growth is exponential.
 

 



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