AX58200
エーシックス社は、本日小型で設計が容易なEtherCATスレーブコントローラSoCソリューション - AX58200 2/3ポートEtherCATスレーブコントローラSoC(2つのイーサネットPHY内蔵)を発表しました。
急速に成長しているグローバルでスマートな製造市場に対応するためにエーシックス社 【ASIX Electronics Corporation(台湾証券取引所:3169:台湾/新竹)】は、 新世代のEtherCATスレーブコントローラSoC「AX58200 2/3ポートEtherCATスレーブコントローラSoC(2つのイーサネットPHY内蔵)」を発表しました。 このソリューションは、EtherCATスレーブコントローラを用いる設計者に小型パッケージ(10×10 mm)で設計が容易なEtherCATスレーブコントローラSoCソリューションを提供します。
AX58200は、DSPを持つARM®Cortex®-M4Fコア(192MHz)が装備されています。 OTA(無線ファームウェアアップグレード)をサポートする為の512KBのデュアルバンク・フラッシュメモリ内蔵、 外部SPIフラッシュからのコード実行を高速化するためのXIP(eXecute-In-Place)をサポートする32KBキャッシュを含む160KB SRAM内蔵。 セキュアブートのために工場で事前にロードされた32KBブートローダー、 機密プログラムまたはデータを保存するための安全なスペースを提供する為の4KBセキュアROM。 RMIIおよびハードウェア暗号化アクセラレーターを備えた10/100MbpsイーサネットMAC、HS USB OTG、SPI/UART/I2C/I2S/CAN/PWMなどの追加の通信インターフェースもサポートします。
AX58200 EtherCATスレーブコントローラー(ESC)は、銅線とファイバーの双方のイーサネットアプリケーションをサポートできる2つのFE PHY、 9KB RAM、8つのフィールドバスメモリ管理ユニット(FMMU)、8つの同期マネージャー、64bit分散クロックを内蔵します。
AX58200は、CoE/FoE/VoEなどの標準EtherCATプロトコルを備えたすべてのEtherCATシステムと相互運用可能であり、モーター/モーション制御、 デジタルI/O制御、センサーデータ取得、ロボット工学、EtherCAT IO-Linkマスターなどの産業オートメーションフィールドバスアプリケーションに適しています。
AX58200は、小型な144pinのHSFBGA(10x10 mm、0.8mmピッチ)RoHS準拠のパッケージで、-40〜85°Cまたは-40〜105°Cの動作温度範囲で提供されます。