WMX3
当社が長年開発してきたソフトモーション技術とEtherCATソフトマスタ技術を組み合わせた、ソフトウエアモーションコントローラの最新版、「WMX3」。
年々高性能化しているパソコンCPUの超高速演算能力を最大限に活かし、従来のモーションコントローラでは不可能な制御性能を実現しました。
<さらにパワーアップした次世代ソフトモーション!
超強力なツールとAPIで、IoT時代の制御をサポート>
―最大128軸、最速0.125msでリアルタイム同期制御
―EtherCAT通信からモーション、I/O制御まで必要な機能を網羅し、ユーザ独自のモーションコントロールアプリケーション開発を強力にサポート
―汎用的なプログラミング言語で複雑な制御プログラムも簡単に作成
―ガントリ制御や豊富な加減速プロファイルなど、高度な機能を簡単に利用可能
―ロボット制御、ユーザ独自アルゴリズムなどのオプション
<オプションパッケージ>
- ロボット制御:様々な産業用ロボットのキネマティクス、逆キネマティクスの他、閉リンク機構やリンクオフセットにも対応。複数のロボットやほかの位置決め装置との完全同期制御(1ms単位)=「複合制御」独自ロボット言語「RBC」用いて容易にプログラミングが可能。」
- ユーザ独自アルゴリズム:リアルタイムOS「RTX」上で独自モーション機能を実装できるハイエンドなSDパッケージ。ユーザ独自のリアルタイムモーションライブラリを「RTDLL」として組み込み可。各ユーザはWMX3を拡張し、オリジナルな高機能モーションコントロールが実現できる。(*別途RTX SDKが必要)
<制御システムやネットワークの設定、調整、管理を簡単に行うための各種ツール>
- EcConfigurator:
-通信設定、状態モニターツール
-ネットワーク経由でパラメータのアップ/ダウンロード可能
-ネットワークトポロジー図示機能 - Profile Analyzer:
-多軸のモーションをリアルタイムまたは記録してグラフ表示するツール
-複数軸補間時の軌跡分析機能